クッシング病.1



目次

発症

息子が発病したのは、息子が高校1年生の2学期~3学期位です。
何故、発病時期が曖昧かというと自覚症状が出るまでに
若干のタイムラグがあったためです。
1年生の終わり頃から、息子が顔がぽっちゃりしているのを気にしだしました。
私から見たら、あまり気にする程でもないような気がしていましたが
本人は自分で顔痩せの方法とかを調べたりしていました。

症状

息子は、私から見たらすごく良く頑張る子でした。
それほどレベルの高い学校ではないですが
成績もよく、部活も一生懸命に頑張っていました。

2年生の1学期には、顔のむくみが酷くなってきました。
それでもまだ、勉強も部活も頑張っていました。

夏休みが終わって2学期に入ると、それは突然来ました。
急に「学校をやめたい」とか言い出したのです。
何を言っているのか分かりませんでしたね
学校で授業を受けていると、急に涙が出てくるというのです。
”何もしたくない”というのですよ、とにかく何もする気がしないと、
あんなに頑張って勉強も部活もしていたのに・・・

ですから、ちょっと頑張りすぎちゃったのかと思って、
出来るだけ負担を少なくすれば、いいんじゃないかと思い
部活をやめてもいいよと言ったんです。
学校の先生も、出席日数さえ足りていればいいんだから
来たくない日は学校を休んでもいいと言ってくれました。

”でもやめたい”、”やめられないなら死ぬ”とまで言い出しました。
それが10月くらいでしたね
学校の先生方も、せっかく今迄頑張ってきたんだし
卒業まで、あと1年ちょっとだから我慢した方が将来のためになると
説得してくれていました。
そのころには、顔のむくみが大分酷くなっていました。
元々痩せている子だったのに・・・
しかし、私には顔のむくみよりも学校の事の方が心配だったので
その事は、あまり気にしていませんでした。

そんな中、私の会社の方から4カ月くらい出張に行ってくれと言われました。
勿論、断ろうとしましたが、どうしても行かなくてはならなくなりました。
11月から家を離れて1週間後くらいに、”学校をやめた”と連絡が来ました。
残念でしたね、頑張っていた姿を見ていましたので
この時点では鬱にでもなってしまったんだと思っていました。

正月休みになり、2カ月ぶりに家に帰って息子の顔を見た時に愕然としました。
もう顔がパンパンになり、太ったとかそういう感じではなく
映画の特殊メイクでも したのかと思う程でした。
2カ月で人の顔が、こんなに変わるなんんて・・・
その時、ハッキリ確信しました ”これは異常だ” と
休みが明けたら、すぐに病院に行くように言って
出張先に戻りました。

時期は忘れましたが、体中に肉割れのようなものが出来始めました。

病院へ

高校をやめたことにより、鬱症状は少し軽減されました。
とりあえず近所の病院に行ってみたが、原因不明なので
総合病院の紹介状を書いてもらいました。

息子が自分の病状をネットで検索したところ
”クッシング病”というのが、物凄く自分の症状に近いと分かり
総合病院で相談したところ、クッシング病の治療が出来る大学付属病院で
診てもらうことになりました。

結果、やはり”クッシング病”と判明しました。
それが、2月です。
鬱症状が出てから約半年が経過していました。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね (´艸`*)
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント等、お気軽にどうぞ ( ̄▽ ̄)

コメントする

目次