【21 Lessons】世界は今、どうしてこうなっているのか?



この本は、どうして人類は、世界は、現代はこんなことになっているのか?
もっと良くならないのか?というといに答えてくれるでしょう
不安疑問を地球目線で客観的に理解することができる一冊です
私は日本人ですので、日本という国と日本の価値観と常識しか持ち合わせていません
21 Lessonsという本と著者のユバル・ノア・ハラリ氏のおかげで
人類の歩んできた軌跡と犯してきたあやまちを私情を抜きにして知ることができました
そして私たちが、これから生きてゆく希望を与えてくれるものとなります

ユバル・ノア・ハラリ
氏は歴史学者、哲学者で、最も有名な本は「サピエンス全史」です
氏の著作は累計2000万部を突破しています

目次

21 Lessons のここがすごい!

21 Lessons は21世紀の現代になぞらえて、現代の課題や疑問を21の項目を使って解説しています

まさ

目から鱗です
これを読めば、世界の全容を理解できます

アシ美

私には、少し難しかったです

まさ

確かに、かなりの集中力が必要でした

アシ美

読むのに時間をかけていましたよね

まさ

私は大体400ページくらいの本ですと
1日から3日で読んでいますが
この本は2週間もかかってしまいました

アシ美

そんなに、難しい内容なのですか?

まさ

難しいというよりは
読みながら考えてしまうのです

アシ美

それで、時間がかかってしまうのですね

この本は21の項目に分かれているので、一つ一つを要約するには長すぎます
ですから、特に気になったポイントを私なり・・・に解説していきます

人類について

人類が、今現在の繁栄?を築けているのと宗教が大いに関係します
人類以外で宗教を信じている動物は、地球上には存在しません
200万年前、我々人類(ホモ・サピエンス)の他にも種族は存在しました
よくネアンデルタール人というのを聞いたことがありますね
ホモ・サピエンスの方がネアンデルタール人よりも強かったわけではありませんが
ホモ・サピエンスは繫栄し、ネアンデルタール人は絶滅してしまいました

その決定的な違いは
ネアンデルタール人は、自分が経験したことしか信用できなかったということです
これは、地球上の他の生物と同様で、自分が見たもの、聞いた音、体験したことしか信じませんでした
ホモ・サピエンスは、人から伝えられたことを信用できたのです
現代の例えで言うと、TVで「リンゴが体にいい」といわれると、スーパーからリンゴが消えてなくなります(笑)

まさ

トイレットペーパーもなくなりましたよね
あの時は、マジで焦りました

アシ美

それのどこがスゴイのですか?
ただの馬鹿じゃないですか

どこの誰が言ったかもわからない噂話を信じられることにより、集団で同じ目的に対して行動できるのです

それに対してネアンデルタール人は家族や近所の知っている人しか信用できないのですから、集団が小さくなります
せいぜい、10~20人程度ですので、100人に襲われたら勝ち目はありません
ホモ・サピエンスは、いくらでも大きな勢力に拡大できるが故に、地球上を制圧してしまったのです

その噂話を信じることができる特性があるからこそ、宗教というものが存在できます

まさ

あなたはを見たことがありますか?

アシ美

ないですね
きっと、誰も見ていません

まさ

あなたは信じている人・・・・・・
見たことがありますか?

アシ美

おばあちゃんが信じていました

おばあちゃんをバカにしているわけではありません、
私たちは現在も実在しないものを信じていますから

私たちが信じているもの

私たちが信じているものとはなんでしょう

まさ

あなたは1万円札が好きですか

アシ美

当たり前じゃないですか

まさ

ただの紙切れなのに

アシ美

焼き肉が食べれますよ
何言ってるんですか?

まさ

それは、日本人全員が1万円札の
価値を信じているからです

アシ美

疑ったことありませんでした

まさ

あなたは日本人ですか?

アシ美

生粋の日本人ですけど

まさ

どうして、そう思うのですか?

アシ美

平たい顔というか
体形というか

まさ

平たい顔の人はアメリカ人にはなれませんか?

アシ美

もし、アメリカで生まれていたら
なれますね

それは、そういうルールになっているからで、ルールは人間が決めただけのものです
そのルールは、それを信じているから成り立っています
犬や猫は自分の国籍なんて感じていません

様々なルールを共有できるのは人間だけなのです

ルールを信じるからこそ、宗教を信じ、国家を信じ
国のために戦争に参加し、国のために敵の戦艦に突っ込んでいき
宗教のために自らを爆発させる

それが人間です

戦争と価値

今までの時代は、物に価値がありました
だからこそ、戦争をして奪い合いをしてきました
戦争による損失よりも、得る物の価値があったからです

現代はどうでしょうか?
もう、ほとんど戦争をしている国はありませんね
それは、平和を望んでいるからではありません

戦争をした方が損だからです

現代は物質が容易に手に入るようになったために、
昔に比べて物質の価値が下がっているからです

まとめ

この記事に書かれていることは、21 Lessonsに書かれている内容のほんの一部を
私なりに解釈してみただけのものです
私たち人類が、この先の未来に対して、どう対応していくかの指標にもなる一冊です
本書の中に、”今年生まれた子供たちは西暦2100年(22世紀)まで生きる”という内容が書かれているのを読んで
私たちは、地球環境に対しても、今のようななんちゃってエコではなく真剣に取り組んでゆかなければならないんではないかと思いながらも、何も行動に移せていない自分に歯がゆさを感じています
せめてもの救いは、この本を紹介できたことで少しでも現実を知る方が増えてくれれば

まさ

私が地球に貢献できたと思えることです

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